冨田尚弥はカメラの型番を知っていた。


冨田尚弥はカメラの型番を知っていたとすれば、かなりカメラに詳しいのだと思う。
機種は【キヤノンのEOS-1DX】一説によると韓国では80万を超える値段らしい、日本では50万前後。
富田選手といえば、平泳ぎで日本新記録を更新、中学校〜現在に至るまでのWikiページもあり、愛知県東海市出身でポスト北島として期待を寄せられている選手である。
日本を代表する心・技・体 揃った選手がこともあろうか“窃盗”をしてしまったのだ…しかもカメラ…。

事件は、韓国 仁川で行われているアジア大会で起こった。
富田選手は、練習で訪れた競技会場で望遠レンズ付きのカメラを発見。

カメラは放置されていたのか?
きっと「誰も気づきはしない」というシチュエーションだったのだろう。

カメラに詳しい富田選手は「これはイケる」と判断、
すぐさま望遠レンズを外して、袋に入れて持ち帰ったのだとか。

しかし、監視カメラは「富田選手」をその一部始終をしっかりと捕らえていた。
仁川の警察が26夜〜27日未明にかけ事情聴取したところ、富田選手は容疑を認めた。
仁川の警察によれば「窃盗は珍しいことではない」「子供のように純粋に衝動的にやってしまたのだろう」という「素直な印象」旨を語っている。

日本オリンピック委員会は、仁川アジア大会の日本選手団から追放を発表。

尚、追放により選手資格が剥奪されるため、今大会の記録は抹消される見通しとのこと。

でも、彼もひとりの人間、衝動的な欲望には勝てなかったのだろう。
日本代表になるということは記録だけ良くてもダメ、社会的な規範も背負っている。
富田選手、現在彼女はいないらしい。
きっと彼女とかいたら彼女に夢中でカメラに目がいかなかったりして…

4年前の広州アジア大会では、男子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した富田選手。
心の隙が、彼のこれからの選手人生を一瞬のうちに暗雲立ち込めるものにしてしまった。

 


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