レースクィーンは嘘、元アナ町亞聖の「十年介護」は壮絶。
日本テレビのアナウンサーだった
町 亞聖さんですがその後、
人事異動によって報道記者になり、
現在は退社して
フリーアナウンサーとして
活躍されています。
町さんといえば
エキゾチックな顔立ちが印象的ですね^^
当時はそのルックスから
派手な生活をしているハーフのような
イメージをわたくし勝手に抱いていました。
またそう感じていた人も多いようです。
イメージの間違えといえば、
ラジオで大竹まことさんが
「レースクイーン」と呼んだことから、
レースクイーン経験があると間違えられてしまいました。
華やかな人種のイメージが強いので
そういわれても頷けてしまいますね。
高校時代はチアリーダー部で、
高校野球で甲子園に出場した母校の応援では
その姿がしっかり映像に残されています。
華やかなものが似合う人ですよね。
しかしその後出版され
たエッセイや最近の情報番組で、
イメージとは真逆の壮絶な大学生、
社会人生活が語られています。
町さんの母親は町さんが高3の時に
くも膜下出血で倒れます。
重い後遺症が残った母親の代わりに、
弟と妹の面倒を見るだけでなく家計も
支えなければならなかった町さん。
父親は元々お酒が好きな人で、
母親と共働きすることで
生活が成り立っていたようです。
大学進学を諦めようとした町さんですが、
アナウンサーになりたい夢のために
1浪して立教大学に入学。
学費は奨学金を利用し、
授業が終わるとまっすぐに帰宅し
母の介護と家事。
他の学生のように遊ぶことは
ほとんど出来なかったようです。
夢がかなって
アナウンサーになった後も、
母の介護は続きます。
不規則な生活時間が
逆に良かったと語る町さんですが、
酒量が増えうつ状態にもなっていた
父の代わりにローン返済も行い、
倒れていから10年間という長い期間、
介護を続けました。
それほどの逆境で夢を諦めず、
しかも介護や兄弟の面倒までこなすなんて
普通の人には不可能です。
改めてその志の高さに
感心させられました。
妹さんは結婚しているようですが、
町さんは独身です。
町さん、
今後は経験を活かして
介護やうつについての取材や
番組も作っていきたいようです。
町さんしか語ることの出来ない
経験談は多くの人の役に立つこと、
希望を与えることは間違いないです。
介護の苦労を微塵も感じさせなかった
ばかりか、華やかなイメージまでふりまく
町さんを心から尊敬するようになりました。
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