妻に言った「愛してる」は竹田圭吾さんの「覚悟の言葉」 。真実はいつも、なにげない瞬間に隠れてる。
情報番組「とくダネ!」や報道番組「Mr.サンデー」など
数多くの番組にコメンテーターとして出演していたジャーナリストの
竹田圭吾さんが2016年1月10日、すい臓がんでお亡くなりになりました。
51歳という若さでしたから、
生前も精力的に活動されていた竹田さんにとってはとても辛かったでしょう。
竹田圭吾さんは2013年11月に病気の療養の為出演していた全ての番組を一時降板し、
翌年2月に復帰なされていましたが以前とは違う顔つきや痩せこけた姿に竹田さんの体を心配する声が上がっていました。
成人してく娘、アメフトを教えた
息子と対等に付き合える頃になって
竹田さんはご結婚されていてどうやら家族は娘さん2人と息子さんが1人いるようです。
長女は現在は大学に通っているとのことです。
竹田圭吾さんが慶應義塾大学を卒業されていますから、
娘さんも恐らく都内の有名私立大学に通われているのではないかと思います。
息子さんは現在高校生で、竹田さんが息子さんにアメフトを教えていたらしく
学校でアメフトをやられているようです。
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妻に贈った最高の「愛してる」
2015年11月に放送された情報番組「とくダネ!」企画で
「『愛してる』と最後にいったのはいつ?」というアンケートを実施。
この企画は30~60代既婚男女100人に対して
「愛してる」と最後に言ったのはいつですか?という質問をするものです。
・「覚えていない」と答えた人は60%
・「数年まえ」という人が10%未満
欧米のように愛を言葉に表す文化がない、日本人特有の現象なのでしょうか?
「愛してる」と口にだして言い合う夫婦はほとんどいない。
では「夫から妻に愛してると言ってみる」とどうなるか?
という反応もリサーチしたところ
・感動した
・妻がいつもより優しくなった
・やましいことがあるのか?と勘ぐられた
という反応があったそうです。
やっぱり感謝や愛情を伝えるのは大切なことだと感じたのでしょう。
その時に出演されていた竹田さんがコメントがとても印象的でした。
企画の結果を見て竹田さん、
竹田:「愛してるってなかなか言えるもんではないですよね。」
「頭の中では1日2回は言っていると思いますけど。」
じゃあ、
今ここで
言っていいですか? ……
「愛してるよ」
テレビを見た人はなにげない「愛してる」だったのかも知れません。
しかし、その言葉は竹田さんは自分が癌であることを背負いながら
妻に対する愛情を確かめるように言った「愛してる」だったのです。
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この2か月後に竹田さんはすい臓がんでお亡くなりになってしまいますから、
この時点で竹田さんの体は既にすい臓がんに相当蝕まれていたように見受けられます。
竹田圭吾さんの家族に対する愛情のかけかたは、裕子さんが書いた手記、
新潮45の3月号で詳しく語られているようです。
裕子さんが竹田さんの最後までを看取った日々を綴っていて
竹田圭吾さんの人間像がわかる感動的な内容になっています。
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