コレステロール摂り過ぎキケンは嘘だった。世界最高齢者が実証する「最強の栄養食」とは?
今いちど、必須栄養素を理解する
栄養の摂取は人間の健康や寿命に直接影響する重要な要素です。
それなのに我々は栄養に関する正確な知識を持っていない場合が多く、
長生きをする上でのさまたげとなります。
人間が生きていく上では必須栄養素と呼ばれるものが必ず必要です。
必須栄養素を必要な分量摂取しなければ、
健康が維持できないどころか、生命に危険をもたらします。
コレステロ-ルも人間に必要な栄養素のひとつ
高コレステロールが健康に悪いというのは一概には言えず、
高コレステロールの食材を口にしても、実際コレステロール値は急に上昇したりはしません。
高コレステロールの食材は健康には直接影響しないことがわかっています。
むしろ、コレステロールは脳の健康に必要で、
特に高齢者の認知症防止などにはとらなければならない栄養素です。
オメガ3とオメガ6を間違えてはいないか?
コレステロールで問題のすり替えがされているのは、魚油やシソ油、
動物性脂肪などに含まれるオメガ3が足りず、
コーン油、大豆油、菜種油などに含まれるオメガ6の摂取量が多いことです。
むしろ、健康や長寿のためには
高コレステロールの食材を積極的に摂取することが必要です。
オメガ3を積極的にとり、オメガ6を控えることが大切で、
バターの代わりにマーガリンを摂取することは健康に悪影響を及ぼします。
最強の栄養食とは?
日本人が伝統的に食べている食材は、無精製穀類、豆類、
多品種の野菜、魚卵、鶏卵、近海からとれるもので、
加えて赤身の肉類や動物性脂肪も適度に食べることでより健康になれます。
最強の栄養食とは、その民族が伝統的に食べている食物の体系のことなのです。
白米や白パンなどの白く精製された穀類は糖類を過剰にとることになるため、
脂肪やコレステロールと同時に食べることで悪玉コレステロールを増やし、
動脈硬化や脳の機能低下の原因となります。
年齢によっても食べる食材は変化させる必要があり、
若いうちは毎日でも脂肪のついた肉類を食べることができても、
年齢を重ねるごとに、その頻度は減らしていく必要があります。