健康診断は無意味?真面目な人ほど悲しい現実に


健康診断が医療被害者を生み出している?

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会社では1年に1回の健康診断が義務付けられています。

より高度な人間ドックやがん検診なども平行して行っている人も少なくありません。

健康のためには必ず行う必要があると多くの人が考えています。

ところが、この健康診断がかえって医療被害者を生み出しているかもしれないのです。

健康診断=医学会の貴重な収入源

『患者よ、がんと闘うな』の著者として医療界に一石を投じた医師の近藤誠氏によると、

「健康診断などは、健康人を病人に転落させるための検査」と言いきります。

その理由は健康診断そのものが悪いというよりも、日本の医療がすべてお金が中心になっているからです。

診断で病気のレッテルをはり、治療してもらわないと、医療業界はつぶれてしまうのです。

様々な比較試験のデータでは、普段健康な生活をしている人に見つかる病気は、
驚くべきことに治療しないほうが長生きできるという結果になっています。

乳がん検査は意味が無い?

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たとえば、女性の場合乳がんが危ないと叫ばれているので、
マンモグラフィなどで徹底的な検査を行われます。

その結果、乳がんの発見数は80年代のそれの3倍以上になりました。
ところが、死亡者数同じという結果が出ているのです。

実は、マンモグラフィで見つかる乳がんは、「がんもどき」であることが多く、
進行も発症もしません。

むしろ、検査で大量の放射線を浴びるほうが有害なのです。
このような理由から、スイスではマンモグラフィの廃止が勧告されています。

健康というあいまいな基準値に踊らされる、私たち

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また、健康診断で血圧や血糖値が異常だった人に薬を出したグループと、
何もしなかったグループと比較した結果、薬を出されたほうが、
15年後の死亡率が46%も高くなったというデータもあります。

なぜ、このような結果になってしまうのかというと、
基準値が曖昧だからだと指摘されています。

最近問題になっているメタボも厚労省を巻き込んだ陰謀の一端で、
日本ではBMIは22が標準ですが、実測データでは、男性は25~27が最も死亡率が低く、
悪の権化のように言われるコレステロールも高いほうが長生きということです。


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