5月に思い出す、Hideが残したメッセージ
「X」の時は、正直そんなに注目していなかった。
なぜなら、YOSHIKIとTOSHIの存在があまりにも「X」を象徴していたからだ。
Hideまで意識がいかなかったのである。
しかし、ソロのHideは違った…
それまでは、YOSHIKIにプロデュースされていて
あくまでも「XのHide」だった。
しかし、ソロになったHideは爆発的なエネルギーで
強烈なメッセージを世間に放っていたように感じる。
当時の赤髪で黄色い服が今でも目に焼き付く…
出典file.aoinosekirara.blog.shinobi.jp
攻撃的な外見をしながらも、心の優しさは誰もが知るところ。
白血病のファンの子と交流からもそれは滲み出ている。
自ら骨髄バンクに登録したことは、あまりにも有名な話。
しかし記者会見まで開く予定は無かったという。
Hideが知らない間にマネージャーでもある実弟が勝手に
「骨髄バンクに登録」の記者会見をセッティングしてしまったのだ。
「これじゃ売名行為じゃねぇか!!もしその娘(白血病のファンの子)が
マスコミにヘンな風に書かれて傷ついたらどうすんだ!!」と言って実弟を殴り飛ばしたという。
彼の人間性を知る一つのエピソードだ。
「何年待ってみても何も降って来やしないんだろう? 」
「君の胸のミサイル抱えて行こう」〜ていうのは好きなフレーズ。
新卒で就職活動がキビシかった当時、何社も面接に落ちて、
就職活動自体に挫折し幾度となく引きこもりになりかけた私を
鼓舞し救ってくれた曲。
世間知らずで夢だけはある若者、もっと動いて殻を破れよ。
そんな風に聞こえた。
そんな私も今は中年。
今度は、Hideの歌が、会社に勤めてないで自分の人生生きてみろよって聞こえてくるのだ…
16年前も、今も、「Hideの残してくれたメッセージは変わらないんだな」と思う。
今もなお、私の心を鼓舞し続けている。
もしも今、Hideが生きていたら
もっといろんなメディアを使って世間をかき回したに違いない。
5月2日はHideの命日でした、ご冥福をお祈りします。
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